「賢さ」の意味

いつからか、悲観的であることが「賢さ」だと思い込んでいた気がします。

 

今思えば若い頃、好きな人に嫌われても「きっとこれは好きの裏返しなんだ」と、逆に恋心を膨らませていた能天気さは、かえって逆境を生きる上での「賢さ」だったのかもしれません。

 

何の根拠がなくても何となく明るい、問題はあるけど大して深刻にはならない、それほど真面目すぎないことも一種の「賢さ」なのだろうと思います。

 

最近、声を掛け合う人皆が、何となく優しく感じるのです。

それぞれ色々ある中で、何故か悲壮感を感じる人がいません。

 

この不思議な感覚が私だけのものなのかわかりませんが、これが日本人特有の「明るさ」なのだとしたら、我が国の未来が暗いはずがないでしょう。

この「明るさ」に引き寄せられて、良い未来が訪れるのだと思います。

 

「賢さ」がより良く生きる知恵だとしたら、無闇に明るくあろうとするのも知恵なのではないでしょうか。

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