高い波長を持つ霊界を「天国」とするなら、低い波長域に住む霊人を「幽国人」と呼ぶことができます。
「天国人」は、輪廻の一環として地上に生まれ落ちる時、現世の「常識」にまず面食らいます。
現代は幽界の影響が濃いため、幽国人のロジックで文明がほぼ成り立っているからです。
天国人からすると、幽国人の「常識」はまるで真逆の価値観です。
幽国の人々は「方便」を好み、権威や建前だけで通用する文化を大事にします。
日月神示では、これを「幽界魂」とし、「◉」の状態が「◯」の形質となった霊人を指します。
天国人が全く彼らと異質かと言うと、決してそうでもなく、どんな状態の身魂であっても時と場合によって「◯」となり、幽界魂となり得るのです。
また、逆に身魂を磨けば「◯」の状態も「◉」の完全なる姿に戻ることができます。
これが「身魂磨き」であり、本来の神の性質を取り戻すにつれて、霊人が上がっていける霊界の波長域は高まり、「天国」の霊域に近づいていきます。
これが現世を通して行われる「修行」の意味であり、この実践こそが「神の道」に当たります。
霊人は、より良い場所に住むために出世競争をしていると言っても過言ではありません。
しかし、例えば豪邸に住みたいと思って努力する人もいれば、今いる家にずっと暮らしたいという人もいるし、そろそろ家が古くなったから引っ越そうと思う人などそれぞれがいるように、霊人の「修行」によるスタンスの違いが、霊界の多様性を生み出しているとも言えるのです。