「岩戸開き」後の世界

「天の岩戸」が開かれた神界では、天日月大神による「火と水=(火水・かみ・神)」の統治が行われていると考えられます。

 

現在に至るまで、「天」は伊奘冉命、「地」は伊弉諾命がそれぞれ分担して統治を行う体制だったのでしょう。

それゆえ地上は、伊奘冉命が司る天の力を借りることなく、「月読命・素戔嗚命」の御神能を有する伊弉諾命と地の神々の力だけで、この世界を治めておられたのだと思います。

 

二柱の御子神であられる撞賢木向津姫命は伊弉諾命の補佐に立たっておられたものの、「真の天照大御神=伊奘冉命」の御神力が及ばぬ地上では、神々による完全な浄化が果たせなかったのではないでしょうか。

 

天の岩戸は開かれていても、地上を支配する伊弉諾命にとって、「水」の御神力と撞賢木向津姫命の半分の「火」による浄化しか働かない状態では、完全な「闇」は祓い清めきれなかったのだと思います。

これが3000年続いたとされる「闇の世」の正体ではないでしょうか。

 

神界では1945年に天の岩戸が開き、神国で伊弉諾命と伊奘冉命が邂逅を果たすと、伊弉諾命は「火の司宰神」の御神力をもつ「天日月大神」となられました。

おそらく神界でも岩戸開きまでは、伊弉諾命の「水=智・真」の神能の欠如が混乱をもたらしていた可能性があります。

 

天の岩戸開き後は、神界に不足していた「水」の浄化の力が地の神々からもたらされることで、大神が本来の統治能力を取り戻したのでしょう。

現在の地上世界では未だ岩戸が開かれていないため「水」中心の浄化作用であり、「火」の浄化の力は弱いままと考えられます。

 

地上を治める伊弉諾命が伊奘冉命の助力を得て「火」の浄化までも司るようになる時、この世で完全な「火水(神)」の御神力が及ぶことになります。

2029年「地(くに)の岩戸」が開かれることによって、伊弉諾命は「天日月大神」としての御神力を発揮することが可能となり、「火の雨(光)」を存分に地上に注ぐことができるようになるのです。

 

これが日月神示にいう「ミロクの世」たる所以であり、地上世界が伊奘冉命に代わる「真の天照大御神」の再来と共に、全世界が本来の姿を取り戻す時代なのでしょう。

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