「弥栄」の意味

おそらく「幽界」は、「力」を志向し「力」を象徴化したものを求める「競争」の世界と考えられます。

対して「神界」は、「力」ある者が持ちうる全てを分け与え、限りなく「無」に向かうことを美徳とする世界なのだと思います。

 

「大神」様は、この宇宙で最も強いお力をお持ちになりながら、ほぼ持ちうる力全てを「奉仕」に向けられるからこそ、天の世界では最も尊敬されるのではないでしょうか。

 

しかし神界の仕組みを理解せず、幽界の者が「神の力」を欲し、自ら神同等の存在に成り変わろうとする時、「俺ならこうする」という振る舞いが、そのまま「力の世界」を作り出すのでしょう。

つまり幽界とは、天の仕組みを模倣した世界であり、しかし「力」のあり方を正しく理解しないために「独占」を志すのです。

 

ただ「闘争」や「競争」が絶えない力の世界は、同じ目的を持つ者同士が世界を共有するため、繁栄の時は「長いか短いか」の違いでしかなく、持続不可能なのです。

「神界」は「奉仕」と「分かち合い」による「」の世界であり、永続性を持ちます。

そして、時を経るごとに少しずつ改善されていく、「善」を志向する世界が「弥栄」の世界たる所以なのでしょう。

 

なぜ「天国」が極楽たりうるのか、「地獄」がなぜ争いや欲望に塗れた世界とされるのか、ここから理解できそうな気がします。

そして地上世界は、決して「地獄」に向かってはならないのです。

この世を「天国」に変えるために、ここが「正念場」なのではないでしょうか。

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