桑田佳祐さんの名曲「明日晴れるかな」。
「熱い涙や恋の叫びも
輝ける日はどこへ消えたの?
明日もあてなき道を彷徨うなら
これ以上元には戻れない」
この曲はNEWSの山下智久さん主演のTVドラマ「プロポーズ大作戦」の主題歌でした。
YouTubeのコメントにあった「この頃は日本中が”青春”しているみたいだった」という言葉が、何となく突き刺さるのは私だけでしょうか。
「明日晴れるかな」がリリースされたのが2007年、まだギリギリ日本が元気だった頃です。
ただ、すでに貧困や派遣問題も浮上しており、我が国に「曇り空」が広がり始めていた時期かもしれません。
これから4年後「東日本大震災」があり、本格的に雨が降り出します。
2026年現在、我が国には土砂降りの嵐が吹き荒れています。
過去を思い起こせば、これまで体験したことに「良いこと」も「悪いこと」もありますが、それでも一概に「良し悪し」は言えないかもしれません。
今になってみれば、「なるようにしかならなかった」部分もあり、全てを「あるがまま」に受け止めるしかないように思えます。
「こんなはずではなかった」と、大抵の人が思うでしょう。
しかし、かつての願いとは裏腹な現実の中で、一つでも手にした「後悔のないもの」にこそ、これまで経験してきたことの意味が詰まっているのかもしれません。
自分の人生が「曲がり道」だらけで、正しい道を歩んだと胸を張って言えないとしても、その歩みをなかったことにはできません。
むしろ今は、目に見える「曲がり道」だらけで、道を踏む前から「真っ直ぐな道ではない」とわかるからこそ、かえって「正しい道」を歩みやすくなっていると言えます。
今は土砂降りの中にいても、1万年続くような雨でも、上がらない雨はありません。
20年前の曇り空を見て「明日晴れるかな」と思っていた気持ちは、今でも抱いていて良いのかもしれません。