「いらないもの市」

「思考実験」のために残します。

「いらないもの」というのは、往々にして誰かにとって「いるもの」だったり、時には「宝物」だったりするものです。

 

店で売られるモノや生鮮食品など「販売期限」を過ぎたものは、慣例として店側が処分することになっていますが、どうせ廃棄するなら生活困窮者に分配する機会を与えたら良いのに、と常々思っていました。

 

これは企業側の経理とか安全性とか、様々な理由はあるのでしょうが、当然「まだ使える」「また食べられる」ものでも大量に廃棄されているのが実情です。

まず規制云々は関係なしに、有志の店舗からこうした「不要在庫」や「廃棄品」を預かり、また個人からも「まだ使えるもの」を集めて、「無料」で配布する場所を作るとしたらどうなるか、実験として考えてみました。

 

「生活困窮者」にタダで必要品を分け与える機会にしたいのですから、「配給」のように「クーポン1枚で1品」として交換するようにしたら良いと思います。

ただ、一度に100枚くらい出されると分配所の在庫品がすぐに無くなってしまうので、クーポン使用を「1日に1回限り」として、1回につき「5枚」などと制限をつけたら、どうせタダなので交換希望者は「翌日」また来ればいいだけです。

 

当然、クーポンの「交換」を毎日やっていたら、在庫は切れるし交換希望者のクーポンは無くなってしまいます。

ならば在庫の「持ち込み」をする人には返礼として「クーポン」を発行し、また「週に1回」などクーポンの「チラシ」を投函、配布するなどしたら良いでしょう。

 

「いらないもの」を集めるのですから、持ち込みをする人からすると、処分費用を浮かせるために「ゴミ同然」のものばかりが集まるようになるはずです。

だから、クーポン交換者にもメリットがある商品にしていく必要があり、それには「引き取り」のルールを設けるべきでしょう。

 

①消耗品は新品か未開封品に限る

②中古品は使用できる物に限る

③食品等は3日以上は持つこと

 

こういったものがある場所なら、わりと「モノ」も「人」も常に集まるような場所になるかもしれません。

仮に、あまりに大量に持ち込まれた場合や人が集まりすぎる場合など、懸念されるのは「スペース」の問題です。

 

これには「建物代」とか「工賃」など諸経費の問題も絡んできますが、こうした「社会福祉」に近い事業は公共機関などが行うのが本筋のような気もします。

あくまで「思考実験」なのでそこまでは想定しませんが、事業のランニングコストを償却するには「オプションに課金する」みたいな皮算用でも穴埋めが可能かもしれません。

 

実際にこれをやったらどうなるのか」は置いといて、「タダで集めてタダで配る」というのは不可能な話ではないでしょう。

私は基本的にケチなので、「使えるのに捨てられる」というのがどうも腑に落ちません。

「地球に優しく」というのも大事ですが、大人の都合で「優しくできない」ような部分も、あえて地球にも「人」にも優しくできたらいいなと思います。

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