日月神示「地つ巻・第十八帖」には、「悪の三大将」の正体について記述されている箇所があります。
「元の二八基じゃき光理こり湧いて出た現空げすの種は、二八基と大老智おろちと四通足よつあしとなって、二八基には二本の角、大老智は八ッ頭八ッ尾、四通足は金毛きんもうであるから気付けておくぞ、四通足はお実名に付いて分けているから、守護神殿、臣民殿騙されない様に致して下されよ」
字を変換すると「元の邪気が凝り(固まって)湧いて出た下種の種は、邪気と大蛇と四つ足である」となります。
「二八基」とは「八方世界」に存在する「鬼(悪い気)」を意味し、「大老智」は「智=ナギの神」の治める地界の悪神、「四通足」は「金毛=悪狐」を指すと考えられます。
気になるのは、本文の「当て字」に「光」や「智」など、天地の大神に紐づく単語が付けられている点です。
これは素直に、「悪の三大将は大神の生み給いし存在であり、また大神の一部である」と解釈して間違いないでしょう。
「騙されるなよ」というのも、「彼らも神の現れの一部なのだから、決して憎んではならない」という意味なのではないでしょうか。
今、世に蔓延る「霊ガカリ」や魑魅魍魎による霊障、それに伴う禍事ですら「大神の御働きによるもの」と考えるのは、直感に反するかもしれません。
しかし現在の「悪の隆盛」こそ、全宇宙を通した「悪を抱き参らせるための試練」と考えれば、全てが「大神」の胎内で起こっている「通過儀礼」とも言えるのです。
「三千世界の大洗濯=大峠」が、全宇宙を内包する「天御中主神」の「心理的成長」を意味するのだとしたら、「葛藤の象徴」として「悪神」が大神より生み給われたと考えることもできます。
そうだとしたら、今の世に蔓延る悪事を「社会問題」として捉えるには、あまりにスケールが小さすぎるかもしれません。
「大峠」が佳境に差し掛かった時、全ての「謎」が明かされ、あらゆる伏線が一つになり世界の真相が解明されていく、そんな気がするのは私だけでしょうか。