人間には、「肉体」の年齢と「魂」の年齢があります。
肉体年齢と魂年齢は一致しないため、例えばご年配の方でも「霊人」として見れば未熟な人もいます。
ただ、見た目はこの上なく「大人」に見えるため、本人の精神性と矛盾が生じるのです。
「魂年齢」は、霊人としての修行度合いや「生まれ変わり」の回数によって変わってきます。
また、生前に「霊界」においてどれくらい高い階層に住んでいたかも関係するようです。
人間は生まれた場所や教育内容によって「人格」が決まるように考えられていますが、基礎的な部分では生前の要素が大きいのです。
あたかも「親」より「子供」の方がしっかりしていることも起こりうるのは、「身魂」のあり方にも関係しているからです。
なぜ、地上に生きる人に「霊的差異」が生じてしまうのかというと、霊界における「修行」に対するスタンスの違いと言えます。
霊界は身魂の程度によって、高い階層に行くほど「神の国」に近くなっていきます。
それは私たちが「もっと良い生活がしたい」と思って努力する感覚に似ているかもしれませんが、人によっては「このままで良い」と考えることもあるでしょう。
また、霊的階層を上がるための「カリキュラム」をサボり続けても、「留年」や「落第」が霊の世界でも起こりえます。
この「差」が、地上人としての霊性や修行度合いに影響してくるのだと思います。
だから、もし関わりのある年上の方を「未熟」に思えたとしても、「霊的多様性」の一部と考えても良いかもしれません。
こうして考えると、人の優劣を完全に見極める尺度が宇宙には存在しないようにすら思えるのですが、如何でしょうか。

