祓戸劇場・第三帖

「HARAEDO」シリーズ「祓戸劇場」の第3話、タイトルは「神オーディション」です。

 

 

いぶき親衛隊・メンバー構成

・たなばた姫…隊長

・うさぎ姫…参謀

・ねこ姫…いやし係

・きつね姫…いぶき係 ←NEW!

個の「岩戸開き」

あくまで私の個人的観測なのですが、2020年頃からモヤモヤした問題を抱え、実際に心理面でも社会面でも停滞期にあった人たちの多くが、そろそろ「目」が開いてくる時期に入ったかもしれません。

 

「目」が開き始めてから「個の大峠」が始まるとも言えるのですが、本格的に目が開かれたと感じられるハッキリした状態こそ「個の岩戸」が開けたと言って良いでしょう。

 

「岩戸開き」によって起こる変化は身魂の質によって異なり、誰しもが「神懸かり」を経験するとは限りません。

身魂の相当に応じて、覚醒の規模も感じ方も違うのです。

 

いずれ全人類の岩戸が開かれ、誰しもが「神人」になれる時代は訪れるでしょう。

しかし、何度か輪廻を繰り返す必要のある人が殆どで、そんな時代が訪れるのはおそらく数千年先の話です。

 

それでも、これまでの「惑い」の時代を終えたという事実は、それだけで悟りに匹敵する前向きな変化となるでしょう。

この目覚めの前後では、目に見える世界も異なり、また人生に対する見方も変わってくるはずです。

 

そうなってからが、今生における真の始まりなのですが、これに年齢は関係ないのです。

「幸せ」とは何か

人は近い将来に「幸せ」を夢見て、毎日励みを続けます。

時には未だ叶わぬ日々のために、今を犠牲にすることもあります。

 

しかし、私たちは「幸せ」を想像する時、「今はまだない」と考えがちです。

人間にとって「幸せ」は100%にならなければ得られないものではなく、「不幸」が90%でも10%程度あるようなものなのではないでしょうか。

 

そして、「10%の幸せ」をまるで100%あるかのように感じ、満足することこそ「幸せ」なのかもしれません。

「幸せ」は足元に転がっているとよく言われますが、おそらく全ては考え方、幸せの捉え方なのだと思います。

「中今」を生きる

人が働く時、対価を求めるのは一重に「やりたくない」からです。

人に何か物事を頼む時、何かをしてもらったお礼というより「迷惑料」としてお金を払う意味もあります。

 

何か物事を成し遂げようとして、一つひとつ積み上げて何も得られなかった時、人は失望します。

自分の努力が「実る」ことを願い、積み上げることを「苦」と思うからこそ、実らなかった時のショックは大きいはずです。

 

「中今」とは、常に「ゼロ」であるということです。

 

昨日、今日増やした「1」が、明日の朝には「0」に戻って、その日積み上げた「1」は眠りにつくとまた「0」に戻ります。

「中今」とは過去を積み上げないということであり、常に現時点が「始まり」であり、得たものはすぐに消えていきます。

 

だからこそ、結果や成果ではなく「行為」そのものを目的とすることができるのです。

その行為を続けるなら、何の意味も感じないような行動ほど習慣化することは困難になるでしょう。

 

それでも、実際にやったことは実績となり、身につき実力となっていきます。

そうして手元に残ったものは、決して嘘をつかないのです。

 

常に「0」であっても構わない、いずれ「1」が「0」になっても続けられる、そんな気持ちこそ真の情熱であり、「中今」を生きるということです。

何も得られずとも常に目的は達成されている、その行為に「愛」が宿り、生き甲斐となるのではないでしょうか。

米国経済は語るに堕ちた

アメリカとイランの停戦協議が決裂し、アメリカがホルムズ海峡近くの海上封鎖を始めるとのことです。

これまで、投資家にタンカーの通過状況が注視され、原油価格が米国株式市場に「逆相関」の形で影響を与えてきました。

 

ホルムズ海峡の状況は悪化しWTIも上昇しているにも関わらず、米国株式指数は何の良い判断材料もない割に上昇しています。

「原油価格の上昇は米国経済に打撃を与える」という前提すら通用しなくなり、今の米国株式は何の根拠があって投資判断が行われているのか疑わしい状況と言えます。

 

トレーダーはトランプ大統領の朝令暮改の思いつきに引きずられているように見えます。

近年の米国株式市場は無条件に積み上がるインデックス投資とマネーサプライ供給に依存した隆盛を見せてきましたが、現在は本当の意味での株取引ではなく、単なる「マネーゲーム」の中の惰性的ルーティンとすら言えるのではないでしょうか。

 

まるで「密室経済」としか表現しようのないような、不透明すぎる市場になっているように思えます。

私が最近、米国経済を扱いたくても扱えないのは、あまりに実体がなさすぎて掴みどころがなく、どれも芯に辿り着かないからです。

 

誰もがS&Pインデックスが沈んだらアメリカ経済も崩壊するとわかっているからこそ、「とりあえず資金を大量投入する」という暗黙の了解が出来上がっているのではないかとすら感じます。

そこまで行ったら、株式市場は経済の場ではなく「政治」です。

 

今の米国株式市場は戦争当事国の政治であり、地政学的戦略の一環なのだと思います。

「きつね姫」

次作「祓戸劇場」で登場予定の稲荷のご眷属、「狐神」の『きつね姫』の立ち絵です。

 

「きつね姫」は、以前の「祓戸劇場・試作4話」で、「伊吹親衛隊」として登場した「猫又の神」「白兎姫」に並ぶ「動物神」の女神という設定です。

そんなこんなで「猫・兎・狐」という、可愛いどうぶつのマスコット的な女神様が揃い立ちした形となります。

 

こちらの「絵語」ではアップしていなかったので、「祓戸劇場・試作4話」を再掲します。

 

「伊吹親衛隊」は次作に登場予定なので、お楽しみに。

欲しがりません、勝っても

神様から与えられる、あらゆる能力や物質的な援助について、人間は余すところなく自分のものと思い込み、得られる全てのものを自分の懐に入れたがるという話をしました。

 

これを「水道」に喩え、水が神から与えられる恵みとすれば、「蛇口」である自分は栓を開けるか閉じるかしかなく、人々が欲するのは「水」のみであり、水を与えた報酬を受け取る権利が蛇口にある訳ではありません。

当然、「蛇口」である自分は栓を開閉した労力を伴っているのだから、水を出した報酬は無くてはならないと考えるでしょう。

 

しかし、自分が予め製造された「蛇口」である以上は、厳密にはその身体も神の作り給いしものであり、自分のものと言える唯一のものは「身魂」しかないのです。

 

ここまで言うと反感を買ってしまいそうですが、これが「過剰」と感じてしまうくらいには、私たちはあらゆるものを自分のものと思い込み、自分のものにしようと思っている証拠です。

これを「当然」と思うからこそ、こう言われたら腹も立つでしょう。

それこそが「慢心」なのです。

 

この心根を変えるために、私はこう考えてみました。

「蛇口」であるうちは、まだ自分が何かをやっているという気持ちがあります。

それなら、「まな板の鯉」になってあらゆる調理を待つだけにしてみたらどうか、と。

 

まな板の鯉は、神の手で勝手に捌かれ、どう料理されても文句は言えず、どんな料理で出されてどう処理されるか、どう評価されるかも為すがままです。

下手すると誰にも食べられず、捨てられるかもしれません。

しかし、それでも料理を提供するのが神の意思なのですから、まな板の上の鯉は調理されるのを待つことしかできません。

 

まな板の鯉は何一つ受け取ることもなく、逆に自分の身を切って与えるだけです。

これこそ「無我」であり、奉仕精神の極致なのです。

 

私は、こう考えると「対価」を期待する心の浅ましさを深く理解できました。

対価自体も、神様が用意なされることであり、心配の対象にするべきではありません。

それくらい自分の意を削り取って、ようやく神の御旨に沿うことができるのです。

 

「水」の神様に恋をした鯉が、川を走り滝を遡り「龍」になって天に昇るとしたら、確かに伝説になるかもしれないのです。

本当の「祓い清め」

一般的に「祓い清め」とは、神主さんに大麻を振ってもらい、災厄抜除をお願いする儀式のことです。

 

日月神示の考えに基づくと、「祓い清め」とは考え方であり「区別」することによって「調和」を図ることを意味します。

神道に当てはめて説明するなら、邪気や悪霊の類を「祓う」ことは自分の正常な「気」との分離を図ることであり、己の身体から悪い気を区別し取り除くことです。

 

この時、身についていた邪気や悪霊の類を「消滅」や「殲滅」を意図して祓い清めが行われている訳ではないことが重要です。

あくまで「去ってもらう」ために行うのが祓い清めであり、身を去った霊が元の場所に戻る分には何の問題もないと考えるのです。

 

これは一種の「棲み分け」と言って良いかもしれません。

だからこそ、古来から日本人は居住地の周囲に結界を張り「聖俗」を切り分け、とりわけ陰気のある場所に注意を図ってきたのでしょう。

 

この考えは、霊の世界だけでなく「生き方」にも応用することができます。

自分は自分、他人は他人」という切り分けであり、他者の価値観や影響をそっくり自分に当てはめて考えるからこそ、「自分」を区別して考えることができなくなります。

 

良いものも悪いものも、一度自分と切り離して考えてこそ、「自分」であることの意識に繋がります。

それが「祓い清め」なのです。

トップに戻る